さとう、なのにしお!
第三話 まさかの展開
初めての一日は何事もなく平穏に終わった。
・・・と、思っていたんだけど。
さようならの挨拶をして、帰ろうとしていたそのときだった。
「ねぇ、花宮さん・・・」
彼が話しかけてきた。
「どうしたの?」
彼は緊張がちな顔でいった。
「その・・・一緒に帰らない?道も、まだわかんなくて…。」
まさか、と思った。
今日一瞬も笑顔を見せず、周りにいた男子とも最低限の会話しかしなかった、
あんなに無愛想な彼が話しかけてくるなんて。
でも、まあいい。
私もまだ道とかわからないし、
あんまり友達もできなかったから、一緒に帰ってみたい。
私は笑顔でうなずいた。
学校から月丘町方面に帰る人はとても少ない。
私たちは、5メートルほど距離を開けて、前を佐藤くん、後ろを私で歩いていた。
これが「一緒に帰る」にあてはまるのかどうかはわからないが・・・。
たまに、「こっちであってるよな・・・」みたいなポーズでこっちを向いてくるから、私もOKのポーズをしたくらいだ。
電車では彼が隣に座ってきたが、特になにも話さず、最寄りの月丘駅にもうついてしまった。
私たちはLINEを交換して、途中の交差点で別れた。
――明日、一緒に登校する約束をして。
・・・と、思っていたんだけど。
さようならの挨拶をして、帰ろうとしていたそのときだった。
「ねぇ、花宮さん・・・」
彼が話しかけてきた。
「どうしたの?」
彼は緊張がちな顔でいった。
「その・・・一緒に帰らない?道も、まだわかんなくて…。」
まさか、と思った。
今日一瞬も笑顔を見せず、周りにいた男子とも最低限の会話しかしなかった、
あんなに無愛想な彼が話しかけてくるなんて。
でも、まあいい。
私もまだ道とかわからないし、
あんまり友達もできなかったから、一緒に帰ってみたい。
私は笑顔でうなずいた。
学校から月丘町方面に帰る人はとても少ない。
私たちは、5メートルほど距離を開けて、前を佐藤くん、後ろを私で歩いていた。
これが「一緒に帰る」にあてはまるのかどうかはわからないが・・・。
たまに、「こっちであってるよな・・・」みたいなポーズでこっちを向いてくるから、私もOKのポーズをしたくらいだ。
電車では彼が隣に座ってきたが、特になにも話さず、最寄りの月丘駅にもうついてしまった。
私たちはLINEを交換して、途中の交差点で別れた。
――明日、一緒に登校する約束をして。