歩く冷蔵庫先輩が推し絵師でした~秘密のレッスンはじめます~
「え、そんな、いいですよ!
まだ電車、ありますし」
返そうとしたが、さらに押しつけられた。
「もしなんかあったら俺が嫌なの。
だから素直に受け取ってタクシーで帰んなさい」
「……はい」
受け取ったお金を大事に抱きしめる。
灯守先生の朝倉先輩はいつもと違って調子が狂う。
「じゃあ、気をつけて帰ってね」
「はい、今日はありがとうございました」
灯守先生に見送られ、タクシーが走り出す。
「朝倉先輩が灯守先生、か」
想像もつかないほど意外ではあったが、灯守先生のときの朝倉先輩はとてもらしい気がした。
「でも、どっちが本当の朝倉先輩なんだろう?」
会社の歩く冷凍庫は演技で、灯守先生のときが素なんだろうか……?
まだ電車、ありますし」
返そうとしたが、さらに押しつけられた。
「もしなんかあったら俺が嫌なの。
だから素直に受け取ってタクシーで帰んなさい」
「……はい」
受け取ったお金を大事に抱きしめる。
灯守先生の朝倉先輩はいつもと違って調子が狂う。
「じゃあ、気をつけて帰ってね」
「はい、今日はありがとうございました」
灯守先生に見送られ、タクシーが走り出す。
「朝倉先輩が灯守先生、か」
想像もつかないほど意外ではあったが、灯守先生のときの朝倉先輩はとてもらしい気がした。
「でも、どっちが本当の朝倉先輩なんだろう?」
会社の歩く冷凍庫は演技で、灯守先生のときが素なんだろうか……?


