きみがくれた、私だけの輝き
女子生徒の群れの先には何かがいるようで、みんなそちらに夢中になっている。


だからか、床に這いつくばっている私が目に入っていないようだった。



「…一体何がいるわけ?」



スカートについた砂を払いながら、擦り傷だらけの体を起こして立ち上がる。


倒れていたキャリーケースを起こして女子生徒の群れの後ろまで行くと、背伸びをして視線の先を辿る。


そこには、四人の男子生徒がいた。


四人とも身長が高くてそれぞれ違った系統ではあるけど、女子ウケよさそうなモデル並みの整った顔立ちをしていた。


いわゆる“イケメン”という部類ではあると思うけど…だからなんだというの?



「大したことないじゃん」



ぼそりと呟いた独り言に、女子生徒たちが一斉に私を振り返ってきた。


ホラー映画並みの恐怖に思わず「ひっ」と声が漏れ出る。
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