偽りの姫の手に堕ちた元姫は、最強男子達に寵愛される。
Ⅰ.

姫と全ての終わり

──放課後

ガチャ

「ただいま〜っ」

「「「おかえり、星羅。」」」

学園にはそれぞれ、暴走族の幹部達のみが使用できる特別な部屋がある。

そこで私やSilvaのメンバーで集まったりしている。

「今日は来ないかと思ったよ。」

なでなでと私の頭を優しく撫でてくれる雅人。

雅人は爽やかな男の子で、Silvaの中でもお兄ちゃんみたいな人

でも時々転んだり、可愛い一面もある。

「ふふっ
来ないわけないよ。」

「ほら、星羅。
星羅が気になってるって言ってたお店のケーキ。
買ってきたんだ」

「えっ遼くん、買ってきてくれたの…!?
ありがとうっ!」

思わずぎゅっと遼くんに抱きつく

「せ、星羅っ…!ちかっ…!」

遼くんは、金髪気味な髪をした男の子。

ちょっと無口な所もあるけど、Silvaのように身内の人には優しい人

「星羅。
遼が困ってる」

そう私の肩に手を置いて諭すように話しかけてくれた蒼月。

蒼月はSilvaの総長で、優しくかっこいいヒーローみたいで。

みんなの憧れの人。

「あっごめん、遼くんっ!」

「いや…」



なんで遼くん、蒼月のこと睨んでるんだろ…?

「それじゃあ食べよっか」

「うんっ!」

私の幸せはここ。

──ずっと、続いていけばいいのにな。
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