偽りの姫の手に堕ちた元姫は、最強男子達に寵愛される。
「ねぇ、駆。」

「んー?」

「…ごめんね」

「何が?」

「…置いてあったプリン食べちゃった事っ」

「えっ嘘。」

慌てて冷蔵庫を荒らし出す駆。

「っちょ、何事だい…?」

帰ってきた総長は、呆れたように慌てたように、冷蔵庫を物色する駆に近寄る。

この意味は、分からなくていいよ

駆は顔に出やすいから。




僕はこの時、思いもしなかった。

彼女の存在がここまで大きくなるなんて。

そして

彼女の本当の正体を、知ることも…。
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