隠れドS系御曹司は一目惚れで結ばれた彼女を溺愛して逃さない
第一章 甘い果実の誘惑
誘いの果実①
ぐぅー。
静かな部屋の中で響いた音に河合結愛は、思わずお腹を押さえた。
「お腹空いちゃった。そういえば朝ごはん食べてないもんね」
時計を見ると、すでに十時を回っていた。
大学四年生の進級を控えた春休み。
遅く寝たにもかかわらず、いつもの習慣で早くに目が覚めてしまった結愛は、手持無沙汰でつい課題のレポートに手を出してしまい、時間が経つのも忘れて勉強モードに突入してしまったのだ。
結愛は、うーんと背筋を伸ばす。それから部屋の中を見回した。
三階の日当たりのよい1LDKの部屋は広いとは言えなかったが、希望通りの間取りだった。
ここに住むのもあと一年。
三年間、よく頑張ったなあと思う。一人暮らしは最初は寂しく思うこともあったけれど、それも徐々に慣れていった。1人暮らしの大学生も多いから、それに慰められたのも大きい。自分だけではないと。
朝食を作ろうと冷蔵庫を開けると材料があまり入っていない。卵と牛乳とベーコンはある。葉物の野菜が少し。ご飯を炊けば朝食はかろうじて作れそうではあるが、夕食の分までの材料はない。
「遅くなったついでにスーパーに行ってこようかな」
今日はブランチにしてもいいかもしれない。
寂しい冷蔵庫の中身を確認して独り言をつぶやくと急いで身支度を整えた。
静かな部屋の中で響いた音に河合結愛は、思わずお腹を押さえた。
「お腹空いちゃった。そういえば朝ごはん食べてないもんね」
時計を見ると、すでに十時を回っていた。
大学四年生の進級を控えた春休み。
遅く寝たにもかかわらず、いつもの習慣で早くに目が覚めてしまった結愛は、手持無沙汰でつい課題のレポートに手を出してしまい、時間が経つのも忘れて勉強モードに突入してしまったのだ。
結愛は、うーんと背筋を伸ばす。それから部屋の中を見回した。
三階の日当たりのよい1LDKの部屋は広いとは言えなかったが、希望通りの間取りだった。
ここに住むのもあと一年。
三年間、よく頑張ったなあと思う。一人暮らしは最初は寂しく思うこともあったけれど、それも徐々に慣れていった。1人暮らしの大学生も多いから、それに慰められたのも大きい。自分だけではないと。
朝食を作ろうと冷蔵庫を開けると材料があまり入っていない。卵と牛乳とベーコンはある。葉物の野菜が少し。ご飯を炊けば朝食はかろうじて作れそうではあるが、夕食の分までの材料はない。
「遅くなったついでにスーパーに行ってこようかな」
今日はブランチにしてもいいかもしれない。
寂しい冷蔵庫の中身を確認して独り言をつぶやくと急いで身支度を整えた。
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