隠れドS系御曹司は一目惚れで結ばれた彼女を溺愛して逃さない
 長い塀が続く道を歩いていると、どこからかいい香りが漂ってくる。

 何かしらの果実を思わせるような甘い芳しい香り。
 結愛は思わず足を止めて、くんくんと鼻を嗅いで、その香りの出所を探した。

「どこからだろう? とても美味しそうな甘い匂い。果物? それとも花?」


 香りの正体を見てみたい。

 ほんの少しの好奇心……


 これが結愛の運命を変える出来事になるとは、この時は夢にも思わなかった。
< 4 / 8 >

この作品をシェア

pagetop