クリスマスは




それから────






私は真木を避け始めた。






話しかけられてもスルー。

授業中もずーっと
寝たふりした。






「そんなんなら今のうちに
告っちゃえばいいのにー


まだ本命とは
付き合ってないんでしょ?」



菜々にはそう言われたけど

私は本命いる人に
告白できるほどの
勇者じゃないし、



何より真木と
離れたくなかった。



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