御曹司ですが、日本で恋活します


「お祭りか…
 是非とも参加させてください。
 夏の花火なんていつぶりだろう。
 子供の頃に観たのかな?
 それすらも思い出せないくらいだよ」

 私は嬉しくて顔がほころんでしまう。

「めちゃくちゃ綺麗なんです。
 ジンさん、楽しみにしててくださいね」

「あ、そうだ」

 ジンさんは急に何かを思い出して私を見た。

「ここちゃん、今度お蕎麦を食べに行こうよ。
 美味しいお蕎麦屋さんを教えてもらったんだ。
 一人で行くのは寂しいから、今度俺に付き合ってほしい」

 私はもうドキドキしている。
 行きたいけど、行っていいのかな…
 ジンさんみたいな高嶺の花みたいな人を好きになって本気になって、私大丈夫なのかな…


< 36 / 44 >

この作品をシェア

pagetop