辺境のちっちゃな捨てられ領主は敵国女帝のお気に入りのようです~転生幼児、最強の家族とスキルを持つ秘密兵器でした~
本来、トーリのような立場ならば、先に広間で待っているものだが、どれだけ賢かろうがまだ五歳。リュディアとラウガルトがトーリの後見人となっているということを示すために、あえてトーリと共に入場するのだと事前に聞かされている。
広間の中央は、リュディアの歩む道として広く開けられていた。そして、左右にずらりと並んでいるのは貴族達だろう。どうやら、夫人や一定年齢以上の子供達も同席を許したようで、若者から老人まで多数の人がいる。
その中央を、リュディアは真っすぐに前を見据えて歩いて行った。後ろを歩いているトーリからしても、彼女の姿は堂々としている。
正面には、見事な彫刻の施された玉座があった。貴族達のいるところよりも数段高い位置にあり、そこに座ると自然と見下ろす形になる。
ゆったりとリュディアがそこに腰を下ろすと、さっと出てきた侍女がスカートの裾を調えた。それから侍女は出てきた時同様、さっと引き上げていく。
ラウガルトがリュディアの背後の位置につく。トーリは事前に言われていたように、リュディアに続いて壇上に登ることはせず、彼女の正面で膝をついた。
広間の中央は、リュディアの歩む道として広く開けられていた。そして、左右にずらりと並んでいるのは貴族達だろう。どうやら、夫人や一定年齢以上の子供達も同席を許したようで、若者から老人まで多数の人がいる。
その中央を、リュディアは真っすぐに前を見据えて歩いて行った。後ろを歩いているトーリからしても、彼女の姿は堂々としている。
正面には、見事な彫刻の施された玉座があった。貴族達のいるところよりも数段高い位置にあり、そこに座ると自然と見下ろす形になる。
ゆったりとリュディアがそこに腰を下ろすと、さっと出てきた侍女がスカートの裾を調えた。それから侍女は出てきた時同様、さっと引き上げていく。
ラウガルトがリュディアの背後の位置につく。トーリは事前に言われていたように、リュディアに続いて壇上に登ることはせず、彼女の正面で膝をついた。