辺境のちっちゃな捨てられ領主は敵国女帝のお気に入りのようです~転生幼児、最強の家族とスキルを持つ秘密兵器でした~
岩の間からちらちらと見える景色で確認すると、曲がりくねった道はそれとはわからないほどにゆっくりと上に向かって進んでいる。
やがて、てっぺんにたどり着いたトーリは思わず歓声を上げた。
「すごいねぇ……!」
そこは、先ほどレーケが花があると言っていた場所のようだった。花一つ一つの形は百合に似ているのだが、アジサイのようにその小さな花が一本の茎に密集して丸く咲いている。
ふんわりと甘い香りが漂ってくるのは、その花の香りのようだ。
「……これは」
続いて上ってきたリュディアも、その光景に目を奪われているようだった。
周囲はぐるりと高い岩壁に囲まれているけれど、南側だけところどころ窓のように穴が開いている。そこに向かって駆け寄るとトーリは穴から外を覗いてみた。
(村が見える……!)
穴の向こうに広がるのは、開拓村の人達が一生懸命開拓してきた村の様子だった。広がる畑、塀に囲われてしっかりと守られている村。川から村へと水路が引かれ、村の外にある堀を満たしている。キラキラと輝く水面が眩しい。
やがて、てっぺんにたどり着いたトーリは思わず歓声を上げた。
「すごいねぇ……!」
そこは、先ほどレーケが花があると言っていた場所のようだった。花一つ一つの形は百合に似ているのだが、アジサイのようにその小さな花が一本の茎に密集して丸く咲いている。
ふんわりと甘い香りが漂ってくるのは、その花の香りのようだ。
「……これは」
続いて上ってきたリュディアも、その光景に目を奪われているようだった。
周囲はぐるりと高い岩壁に囲まれているけれど、南側だけところどころ窓のように穴が開いている。そこに向かって駆け寄るとトーリは穴から外を覗いてみた。
(村が見える……!)
穴の向こうに広がるのは、開拓村の人達が一生懸命開拓してきた村の様子だった。広がる畑、塀に囲われてしっかりと守られている村。川から村へと水路が引かれ、村の外にある堀を満たしている。キラキラと輝く水面が眩しい。