辺境のちっちゃな捨てられ領主は敵国女帝のお気に入りのようです~転生幼児、最強の家族とスキルを持つ秘密兵器でした~
「そなた、身体が動かぬのであろう? であれば、トーリとやらは、優れた魔術師かもしれぬ。子供の姿を見せているのは、こちらを油断させるための手ではないかな」
ゆっくりと語るリュディアの言葉に、ラウガルトは黙ってしまった。トーリは首を横に振る。
「残念ながら、僕は正真正銘五歳ですよ。まあ、ちょっといろいろあって、子供時代は奪われちゃったんですけど。お話を聞いていただけるのはありがたいですね」
「我が軍の兵士が駆けつけてこないのも、そなたの仕業か?」
「僕っていうより、レーケのおかげですね。レーケ、出ておいで」
トーリの言葉に合わせるように、狼の影から一匹の蜂が飛び出してきた。
ぶんぶんとトーリの周囲を飛び回るその蜂は、普通の蜂よりも圧倒的に大きい。リュディアの手のひらぐらいの大きさはありそうだ。
「メディックビー!」
思わずリュディアは声を上げた。メディックビーは、森の中に住み、様々な毒物を体内で作る蜂型の魔物だ。だが、メディックビーと契約をすれば、様々な回復効果を持つ薬を取引できるともいう。毒と薬は紙一重だからだ。
ゆっくりと語るリュディアの言葉に、ラウガルトは黙ってしまった。トーリは首を横に振る。
「残念ながら、僕は正真正銘五歳ですよ。まあ、ちょっといろいろあって、子供時代は奪われちゃったんですけど。お話を聞いていただけるのはありがたいですね」
「我が軍の兵士が駆けつけてこないのも、そなたの仕業か?」
「僕っていうより、レーケのおかげですね。レーケ、出ておいで」
トーリの言葉に合わせるように、狼の影から一匹の蜂が飛び出してきた。
ぶんぶんとトーリの周囲を飛び回るその蜂は、普通の蜂よりも圧倒的に大きい。リュディアの手のひらぐらいの大きさはありそうだ。
「メディックビー!」
思わずリュディアは声を上げた。メディックビーは、森の中に住み、様々な毒物を体内で作る蜂型の魔物だ。だが、メディックビーと契約をすれば、様々な回復効果を持つ薬を取引できるともいう。毒と薬は紙一重だからだ。