辺境のちっちゃな捨てられ領主は敵国女帝のお気に入りのようです~転生幼児、最強の家族とスキルを持つ秘密兵器でした~
というわけで、エルヴィの救出作戦が始まった。救出だけならばすぐにでも可能なのだが、どうしてもリュディアとラウガルトが立ち会う必要がある。
「それにしても、本当によかったのか?」
リュディアとトーリが並んで座っているのは、リュディアの馬車である。ガイストは、床に伏せていた。ラウガルトは馬に乗り、馬車の周囲を警戒している。
「何が?」
「帝国のものになるということだ」
「それはもうどうしようもないよね。だって、陛下が攻めてきたのだって、魔物の討伐をするためでしょう?」
ちょっとトーリも反省しなければならない点はある。
開拓村を守るために、ガイスト達に周囲の魔物を狩ってもらったが、狩られた魔物がどこへ逃げるのかまでは警戒していなかった。
一部が、帝国領の方に逃げてしまい、被害が出たと聞いている。ガイスト達には人間の事情はわからないのだから、そこはトーリが手綱を握っておくべきだった。
「本来ならば、ラプハート辺境伯家が行わねばならないことだ。そなたのせいでは――まあ、ないだろうな」
一瞬、リュディアが迷ったのは、トーリの気のせいか。
「それにしても、本当によかったのか?」
リュディアとトーリが並んで座っているのは、リュディアの馬車である。ガイストは、床に伏せていた。ラウガルトは馬に乗り、馬車の周囲を警戒している。
「何が?」
「帝国のものになるということだ」
「それはもうどうしようもないよね。だって、陛下が攻めてきたのだって、魔物の討伐をするためでしょう?」
ちょっとトーリも反省しなければならない点はある。
開拓村を守るために、ガイスト達に周囲の魔物を狩ってもらったが、狩られた魔物がどこへ逃げるのかまでは警戒していなかった。
一部が、帝国領の方に逃げてしまい、被害が出たと聞いている。ガイスト達には人間の事情はわからないのだから、そこはトーリが手綱を握っておくべきだった。
「本来ならば、ラプハート辺境伯家が行わねばならないことだ。そなたのせいでは――まあ、ないだろうな」
一瞬、リュディアが迷ったのは、トーリの気のせいか。