フェイク・シークレット 〜自分を守るために〜
凛ねぇに許可をもらって、土曜日。
うーん、洋服どれにしようかな?
かわいいワンピース、カッコイイ系の洋服……。
「洋服悩み中?」
「あ、凛ねぇ、うんそうなの」
凛ねぇはわたしのもとまできてくれた。
「あ、これにしちゃおうよ」
渡してくれたのは、肩出しの白いワンピース。
「これ……凛ねぇのじゃない?」
「そうだよ、でも夏澄に着てほしくて買ったのだから、ほら、いってらっしゃい!」
「……ありがとう!凛ねぇ!」
凛ねぇ、本当に優しい……!お父さんが信頼しただけあるな……!
「凛ねぇ行ってきます……!」
「いって、らっしゃい!」