フェイク・シークレット 〜自分を守るために〜

無視?


その後どう帰ったか覚えていない。



でも私の腫れてる目を見て凛ねぇが心配してくれた。



帰ってすぐに寝たのも覚えてる。



でも何かがなくなったような、空っぽになってる気がしてたまらなかった。





そして、学校に行った。


「おはよう」



私の声に気付いて、机から顔を上げようとする涼。


でも、すぐに机の教科書に視線を戻した。



……定期、テスト近いもんね……。


涼の行動を定期テストのせいにして。

私も机に向かって勉強を始めた。



──────

──

今日は彩月さんのクラスに行く。


あの習字の文字の為に。




……正直言って、このタイミングで上手にかけるかは分からない。


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