フェイク・シークレット 〜自分を守るために〜
──────
───
今日は土砂降り。
雨が私の傘を打ちつける。
雨が風に乗って、こっちに向かってくるから、私は必然的に濡れてしまう。
なんとか、傘を差しながら、学校に行った。
──────
今日も今日とて、涼は紗奈さんと話している。
そんな涼をみたくなくって、窓の方に行って頬杖をついた。
今日は大雨……。
土砂降り……。
ザーといって地面に打ち付けられる雨の音は心地良い。
時々ボツっと大きな雨音も混じっていて、聴いていて不快感がない。
私の気分を表してるみたい。
涼は紗奈さんと話してるし……。
私は無視されるし……。