フェイク・シークレット 〜自分を守るために〜
「ふぅ……」
俺は、付き合ってから、夏澄の家まで迎えに来ていた。
「夏澄」
「……おはよ」
「今日が……本番だね」
「うん……凛ねぇも、一緒でもいい?」
「こんにちは、涼くん」
凛ねぇと呼ばれた人は、俺に挨拶してくれた。
だから、俺も挨拶を返した。
「こんにちは」
「凛さん、今日来ていただけないでしょうか」
「うん、行かせて」
俺等の準備は整った。
だから……あとは。
頑張るだけ。