その黒曜、あまりに気高く、あまりに最狂
忍び寄る、二代目の影
放課後の鳳学園
1年の高橋は、前に目撃した『黒曜』の圧倒的な光景が頭から離れず、
上の空で下校の途についていた
(優等生のミオさんが、夜は最狂の総長、レイさん……)
秘密を共有してしまった高橋の胸は、恐怖よりも不思議な高揚感で満たされていた
しかし、その油断が仇となる
校門を出て数分、人通りの少ない高架下に差し掛かった瞬間、
男たちの不気味な笑い声に道を塞がれた
「おい、見つけたぜ。昨日、レイに助けられてた鳳のガキだ」
現れたのは、包帯を巻いた『狂犬連盟』の残党2人
だが、その中央に立つもう一人の男を見て、高橋は本能的に震え上がった
黒髪のオールバックに、高級そうなブランドの黒シャツを着崩した男
狂犬の残党たちが、その男の背後で怯えるように直立している
「あーあ、金城の奴がボコられたってきいた時は笑ったけどさ。まさかこんなモブを助けるために、あの高潔な九条レイが直々に出張ったわけ?」
男は気だるげに首を鳴らし、鋭い三白眼で高橋をねめつけた
1年の高橋は、前に目撃した『黒曜』の圧倒的な光景が頭から離れず、
上の空で下校の途についていた
(優等生のミオさんが、夜は最狂の総長、レイさん……)
秘密を共有してしまった高橋の胸は、恐怖よりも不思議な高揚感で満たされていた
しかし、その油断が仇となる
校門を出て数分、人通りの少ない高架下に差し掛かった瞬間、
男たちの不気味な笑い声に道を塞がれた
「おい、見つけたぜ。昨日、レイに助けられてた鳳のガキだ」
現れたのは、包帯を巻いた『狂犬連盟』の残党2人
だが、その中央に立つもう一人の男を見て、高橋は本能的に震え上がった
黒髪のオールバックに、高級そうなブランドの黒シャツを着崩した男
狂犬の残党たちが、その男の背後で怯えるように直立している
「あーあ、金城の奴がボコられたってきいた時は笑ったけどさ。まさかこんなモブを助けるために、あの高潔な九条レイが直々に出張ったわけ?」
男は気だるげに首を鳴らし、鋭い三白眼で高橋をねめつけた