【完】その黒曜、あまりに気高く、あまりに最狂
静寂が戻った地下格闘技場


奥へと続く大きな鉄の扉の前に、黒曜のメンバーが集結する


レイは一歩前へ出ると、肩のブレザーを直した


丁寧な敬語。だけど、その場にいる全員が震え上がるほどの、最狂の覇気が彼女から立ち上っていた。


「見事な手際ですね、皆さん。……では、この地獄の門の奥にいる二代目総長に、私たちのルールを教育して差し上げましょうか」


「応!!!」


団員たちの怒号が響く中、鉄の扉がゆっくりと開かれる。


その奥の巨大なリングの中心には、高級な黒シャツのポケットに手を突っ込み、


鋭い三白眼をギラつかせて待つ男――神代の姿があった
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