【完】その黒曜、あまりに気高く、あまりに最狂
神代は黒シャツを大きくはだけさせ、狂気的な三白眼をギラつかせて再び踏み込んでくる


「だけどよ、守ってばっかで俺の隣に収まる覚悟は決まったか!?」


神代の容赦ない前蹴りが、レイの腹部へと迫る


レイはそれを左腕で受け流そうとしたが、あまりの衝撃に足元がわずかに滑り、コンクリートのリング上に鈍い衝撃が走った


「レイさん……っ!!」


リング下で見守る多久が、恐怖で喉を鳴らして叫ぶ


蓮が「テめぇ、レイさんに触んじゃねえ!」とロープに手をかけたが、一ノ瀬がその肩を強く掴んで止めた


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