【完】その黒曜、あまりに気高く、あまりに最狂
「待ちなさい、蓮。これは総長のタイマンです。私たちが手を出せば、黒曜の、ひいてはレイさんの品格を汚すことになります」


一ノ瀬の眼鏡の奥の目は、かつてないほど鋭く冷え切っていた


その隣で、颯太はいつものチャラさを完全に消し去り、


拳を血がにじむほど強く握りしめてタメ口で呟く


「……大丈夫だよ。俺たちの総長が、あんな操り人形に負けるわけないじゃん」


リング上。神代の猛攻を浴びながらも、レイの瞳から気高き輝きは一切消えていなかった。
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