はじまりは、再会の後から 〜二人のイケメンからプロポーズされて困惑しています〜
今更ながら、恋愛領域の話が混ぜ込まれていた事を思い出してドキドキしていたら、翔也が千雪の顔を覗き込んできた。

「ところでさ。ちぃは今幸せ?」

千雪はびくっと肩を上げたが、目の前の翔也に集中した。

「そうだね。幸せだよ。あ……。でも、ちょっと仕事関係でごたついてて、悩ましいんだ」

「何かあったの?言いたくないなら無理に言わなくていいけど。僕に手伝えることはある?」

千雪は言おうかどうか、微妙に眉をしかめた。

「翔也くん、聞いてくれる?」

相談してみようかと考えを改めた千雪は、ずいっと翔也の前に顔を近づけた。

「もちろん」

翔也はにこっと笑顔を返した。
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