はじまりは、再会の後から 〜二人のイケメンからプロポーズされて困惑しています〜
こんな風に怒り狂う梨乃を初めて見た千雪は、絶対に梨乃を敵に回してはいけないと心に誓った。そして、梨乃を刺激しないように、おずおずと千雪は尋ねた。
「正義の味方が居るの?」
「前に言ったじゃないですか。私、凄いカード持ってるって。遂に使う時が来てしまいました」
「よ……よろしくお願いします」
「はい。だから瀬戸さんは安心して八奈見さんとの関係を進展させてください」
「進展しないから」
「ティエドゥールを貸し切ってお茶する仲なのに、翔也くんを振るなんて……。瀬戸さんも罪な人ですね」
「振ってないから!もぅ、変なこと言わないでよ」
「瀬戸さんの悪女」
梨乃はからかうように千雪に笑いかけた。
「な!なんてこと言うの!」
梨乃は場の雰囲気を和ませるために言ったのだろうが、千雪には冗談に聞こえない梨乃の言葉であった。
「正義の味方が居るの?」
「前に言ったじゃないですか。私、凄いカード持ってるって。遂に使う時が来てしまいました」
「よ……よろしくお願いします」
「はい。だから瀬戸さんは安心して八奈見さんとの関係を進展させてください」
「進展しないから」
「ティエドゥールを貸し切ってお茶する仲なのに、翔也くんを振るなんて……。瀬戸さんも罪な人ですね」
「振ってないから!もぅ、変なこと言わないでよ」
「瀬戸さんの悪女」
梨乃はからかうように千雪に笑いかけた。
「な!なんてこと言うの!」
梨乃は場の雰囲気を和ませるために言ったのだろうが、千雪には冗談に聞こえない梨乃の言葉であった。