恐怖探偵団と真夏の神隠し
桜の言葉に麗奈の顔が真っ赤に染まる。

「す、好きな人!?」

思わず大きな声を出してしまった。桜はニヤリと笑う。

「好きな人、その反応はいるってことかしら?」

「いるわけないでしょ!小学生男子なんて、子どもっぽすぎるわ!」

麗奈の言葉に、桜が「優斗くんは違うわよ!」と反論する。桜はどこか熱く語り出した。

「優斗くんは物静かで、落ち着いていて、小学生とは思えないほど紳士よ!服装を褒めてくれたり、髪型を変えると気付いてくれるの!だから優斗くんはモテモテなのよ!」

「そ、そうなの?」

熱く語る桜に、麗奈は少し驚きつつ返す。すると「はいは〜い!」と蕾が手を挙げた。

「つっくんも、ピアノを弾いてる時はすごく大人っぽい顔するよ〜!あと英語話してる時!すっごくかっこよくない?ツンデレだけど、かっこいいところがいっぱいあるよ!」

「それならひなぽんだって!女子みたいに可愛いし、お菓子作り得意だけど、体調が悪かったら心配してくれて、荷物も持ってくれたんだ。ひなぽんも王子様だよ!」
< 19 / 44 >

この作品をシェア

pagetop