恐怖探偵団と真夏の神隠し
麗奈は両手を広げ、亮太の前に立ち塞がる。亮太の目は虚ろで、いつもの元気な彼の姿はどこにもない。まるで別人のようで、麗奈の中に恐怖が生まれた。しかし、あの山に行ってはいけない。そう本能が警告している。
「雷、行っちゃダメよ!あそこに行ったら帰れなくなる!だから、ここにいてーーー」
麗奈は、説得の言葉を口にしている途中だった。亮太がスッと手を挙げる。すると、麗奈の体が強い風によって浮き上がり、地面に叩き付けられた。
「うっ!!」
(雷の異能力……)
麗奈の意識が遠のいていく。亮太は無表情のまま、振り返ることなく山の方へと歩いて行った。
「……い。おい!」
「……ん!氷室さん!」
麗奈は強く揺さぶられ、目を開ける。翼と優斗が倒れている麗奈を覗き込んでいた。麗奈は虚ろな目をした亮太を思い出し、体を起こす。
「雷たちは!?」
体を起こしてすぐ、麗奈は自分が寝ているのが地面ではなく、バンガローの中だと気付いた。
「ここ……」
「雷、行っちゃダメよ!あそこに行ったら帰れなくなる!だから、ここにいてーーー」
麗奈は、説得の言葉を口にしている途中だった。亮太がスッと手を挙げる。すると、麗奈の体が強い風によって浮き上がり、地面に叩き付けられた。
「うっ!!」
(雷の異能力……)
麗奈の意識が遠のいていく。亮太は無表情のまま、振り返ることなく山の方へと歩いて行った。
「……い。おい!」
「……ん!氷室さん!」
麗奈は強く揺さぶられ、目を開ける。翼と優斗が倒れている麗奈を覗き込んでいた。麗奈は虚ろな目をした亮太を思い出し、体を起こす。
「雷たちは!?」
体を起こしてすぐ、麗奈は自分が寝ているのが地面ではなく、バンガローの中だと気付いた。
「ここ……」