恐怖探偵団と真夏の神隠し
「な、何!?」

「何だ!?」

麗奈と翼が声を上げ、麗奈たちを守るように傑が前に立つ。計が子どもたちに抱き付かれ、地面に倒された。みずきが悔しげに言う。

「子どもたちはみんな、この僧侶に操られているわ」

下手に攻撃をすることができないということである。麗奈がグッと唇を噛んだ時だった。異変が起こる。

生徒たちの動きが止まった。否、体にツタが巻き付いて強制的に動きを止められたのだ。優斗が目を見開く。

「桜ちゃんの異能力だ!」

桜も僧侶に操られているはずだ。しかし、異能力が使えている。彼女は今、抗っているのだ。麗奈は口を開いた。

「異能力・ザムザの未来を凍らせて!」

大量の蜂が現れる。麗奈は口を開いた。

「生徒みんなの動きを止めて!」

蜂は生徒たちの動きを封じていく。僧侶は大きな声でお経を唱え、錫杖を地面に叩き付けた。しかし、麗奈の異能力と桜の異能力で生徒の動きは封じられたままである。
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