恐怖探偵団と真夏の神隠し
翼まで目玉焼きにかけるものの論争に加わり、麗奈たちのいるテーブルはどこの班よりも賑やかなものとなった。苦笑しながらその様子を見ていた麗奈は、あることに気付く。

(そういえば、鳳先生と末良先生はどこに行ったのかしら?)



みずきと夜々、そして計と傑の姿は僧侶の幽霊を祓った山にあった。否、四人だけではない。哲平もいた。哲平は傑に腕を掴まれ、引き摺られるように歩かされている。

「おい!!離せ!!何なんだお前らは!!」

哲平は喚く。しかし、みずきたちは顔色一つ変えない。

「……この辺りでいいんじゃないかな?」

計がそう言うと、傑は哲平を離した。哲平はみずきたちを睨み付けるものの、みずきたちに睨み返されてたじろいだ。

「な、何だよ……。あの僧侶のことは解決したんだろ?だったらもう何も話すことはねぇだろ」

そう哲平は言ったものの、計が睨み付けた。

「言ったはずだよ。「あとで裁きを下す」って。こんなこと、許されるものじゃない」
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