イケメンくんに、溺愛される。
「わ、わあっ…」

目の前に、めちゃくちゃかわいいお部屋がある。

かわいいっ…!
  
こーゆーのをメルヘンって言うのかな?

わたしの好みっ…!

「気に入ったか?」

石来さんがそう優しく聞いてくれる。

「はいっ…!ありがとうございます!」

「そうか。良かった。」

にっこり微笑む。

「ところで、これはだれがやってくれたんですか?」

「俺だ」

えっ…。

驚いて、目を丸くする。

「こんなわたしなんかのために、ありがとうございますっ…!」

気持ちが…嬉しい。

「違う。」

その瞬間、唇を奪われた。

「んっ…」

「わたし"なんか"じゃない。」

石来さん、お、怒ってる…?

わたし…小学校のころいじめられていたから…だれも味方になってくれなくて…。

「ふふっ。はい。わたしの為に、ありがとうございます!」

優しいな、と実感した。

わたしの初めてのファーストキスは、とろけるぐらい、甘かった。





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