Clover:たったひとつの記憶

EP01

 AIドールは、家族でもなく、道具でもなく、生命でもない。
 人間社会を支える「機能としての存在」である。

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 ある世界における21xx年、3月15日。
 突如起きた天変地異によって、世界の半分の人口が犠牲となる。
 残された人々は、明日を生き抜くため「機械」と共に生きる道を選んだ。
 そして100年の年月が過ぎた頃。
 技師たちによって作られ続けた機械(AIドール)は、与えられた期間、(ユーザー)に寄り添う。
 「癒し」と「支え」を与える専属の存在として、主との間に引かれた「境界線」を守りながら。
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