男と女に友情は存在しない。





駅に着くと、改札前でダルそうに立っていた新くん。




『お待たせ。』

と、言って声をかけると「おかえり」と言ってくれた。





いつも通り?と、終始新くんの顔を伺っていた。

けど、それ以上は話さず私の家に向かっていた。





最悪の雰囲気だった。




別に海と太陽と友樹とキスしたわけじゃないのに…浮気したかのような雰囲気。




「楽しんでおいで」

と、言ってくれたあの言葉は嘘だったのかな。




なんだかショックだった。



私は玄関を開けると何も言わず新くんも部屋に入ってきて、いつものようにベッドに座った新くん。




何も発さない新くんに『怒ってるの?』と聞いた。




「まぁまぁ…」

『行ってほしくなかったの?』

「返信が来なかったから」

『ごめん、話に夢中になってたのかも』

「楽しかった?」と、嫌な言い方をされた。





『久しぶりに会った友達だったから、許してほしい』

「俺のことを忘れるほど楽しかったんだな」

『忘れてないよ。けど、そうやって言わないで』





新くんと付き合ってから初めての喧嘩だった。




私は、イライラしすぎて…頭を冷やすために新くんの元を去ろうとした瞬間、ベッドに倒されるほどの力でキスをされた。




今は不思議と受け付けなかった。



けど、抵抗しても無理矢理キスをしてきて少しずつ服の中にも手を入れてきた。







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