男と女に友情は存在しない。







私が太陽のお父さんと初めて会ったのは高2の時。




太陽が所属していたサッカーの部活の応援に来ていたお父さんとお母さん。




沙良、海と友樹と応援に行った時に初めて挨拶をした。





それから、日に日に太陽と仲良くなるにつれて家に遊びに行くこともあった。



4人でお邪魔することもあった。

それに、私が1人で遊びに行くこともあったくらい…





私と太陽の実家同士が1番近いというのが理由かな。





大学生の頃なんて、親と喧嘩をすると当たり前のように太陽の家に居座っていた。

太陽のお父さんもお母さんも「梨紗」と呼んでくれて、娘のように可愛がってくれていた。





私は『太陽パパ、太陽ママ』と呼んでいた。

第二のパパみたいな感じだったから本当に悲しくて…






その後、5人のグループLINEにも報告をしていた太陽。






「太陽、大丈夫か?」

「体調悪かったの?」

「ごめん、かける言葉が見つからない。落ち着いたら顔だけでも見に行ってもいいかな?」と、沙良が言った。





ありがとう、沙良。

そこまで頭が回らず、太陽の事しか考えていなかった。





「家に帰ったら、また連絡する」と、返事がきた。

その後、心配で個人的に『太陽、大丈夫?』とLINEをした。






「まだ会ってないから実感湧かない〜」

『そっか、ママ大丈夫かな?』

「泣いてたけど、多分日向と朝日のことがあるから気張ってるんじゃん?」

『また連絡してね』





太陽は飛行機に乗ったみたいでそれ以上は返信が返って来なかった。





お父さんに会った後の太陽がどうなるかわからない。

正直、怖い。



よくパパのことを「尊敬してる」って言う話をしていたから大好きなのが伝わっていたし、親が亡くなるなんて想像もできない。






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