男と女に友情は存在しない。





海は家のチャイムを押して玄関で待っていると太陽が出迎えてくれた。





「仕事終わりに悪いね」





『お邪魔します』「お邪魔します」と家に入って、リビングに行くと太陽ママが見えて…私はママのところに駆け寄って抱きついたら私が泣いてしまった。





ママの方が辛いはずなのに…

けど、私の泣いている姿を見たらママも泣いていた。




太陽ママに会えるのは3年ぶりだった。



ママ同士は会ってるみたいだけど、太陽がアメリカに行ってから会う機会がなくて…





久々に会ったのに…久しぶりがこんな再会とは。

悲しすぎる現実だった。







「梨紗、海くん来てくれてありがとうね」

「1番忙しい時にすみません」

「お父さんもみんなの顔がみられて嬉しいと思うわ」





リビングの隣接している部屋を開けると太陽のお父さんは寝ていた。




涙が止まらなかった。

誰よりも泣いていて…ママは背中を摩ってくれていた。





お父さんに会ったのは3年前の今頃で「仕事頑張れよ、疲れたら帰ってこいよ」と言ってくれたのが最後だった。




自分のお父さんよりお父さんで…本当に感謝している。

自分の娘みたいに接してくれて本当にありがとう。





『ありがとうパパ』




いつ起きてもおかしくなさそうな寝顔。

『梨紗来たよ!』と起こしたくなる雰囲気だった。



それに、太陽が久しぶりに帰ってきたんだから男同士で語りたいことだってあっただろうに。





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