男と女に友情は存在しない。






さすがに、今日は私もメンタルがやられていた。




家に帰ったけど、余裕がないのが自分でもわかったから颯爽と寝室に移動して1人で過ごしていた。

お父さんのことを考えたら寂しいけど…それ以上に太陽のことを考えたら、ほんとに辛かった。







考えすぎても良くないけど…考えすぎていた。

このメンタルはどうすることもできない。





いつの間にか泣き寝入りしたみたいで、起きたら顔が浮腫んでパンパンだった。




この顔で仕事に行かないといけないのは地獄かも。




ただ、仮病を使って休むこともできないから仕方なく出勤する準備を始めた。




新くんは未だに寝てて、起きてくる気配はない。

すれ違いの日々が、色々なことを物語っていた。





『行ってきます』と言ったけど…返事は聞こえるはずもなく、静かに家を出た。







今日、帰ったら新くんとゆっくり話せたらいいな。




なんて、思ったいた。

ら…仕事終わりに「今日来る?」と太陽からLINE。






『仕事終わったところ。気晴らしにご飯でも行く?』

「行きたい」

『わかった!そっち向かう!』ということで、太陽家の方面の電車に乗った。







電車の中で新くんに『帰りが遅くなりそう』と送った。

嘘はつきたくなくて、でも…太陽とは言えない自分。





矛盾してるけど、自分を守るためでもあった。




太陽と合流した頃に新くんから「わかった」という返信だけ返ってきた。





『帰る時に連絡します』

と、返信を送った後はスマホを見ないで過ごしていた。






< 48 / 117 >

この作品をシェア

pagetop