「叶わない恋」だと思ってたのに。



「いや。橘くんよりは少ないよー。多分。

それに私は好きじゃない人と付き合いたくないからさ。

男の人苦手だし。」


「っえ。男の人苦手なの?!じゃ、じゃあ今俺と一緒にいないほうがいいんじゃ、、、。」

「あ!大丈夫。橘くんは何故か平気なの。

ていうか橘くんも女の子苦手じゃなかったっけ?噂で聞いたんだけど、、。

女の子にはかなり塩対応だとか、、。」


「あーうん。女の子に話しかけられると怖くなっちゃうんだよね。

咄嗟に言葉が出なくなっちゃうというか。

でも東雲さんは平気。」

「あははっ!仲間だー!」 


なんとなく。橘くんの私と同じなのが嬉しくて。

橘くんにニコって微笑んだ。

その瞬間、、。


「っ、、、!!」


橘くんがばって顔を逸らした。


「っえ!どうしたの橘くん。」

顔をくいって覗き込んでみると、、、。


橘くんのほおがほんのり赤く染まっているように見えた。


「、、、し、みなみ。その顔は反則、、、。」


「んー?なんか言った?」


「なんでもない!

そろそろお昼休憩終わるから戻るぞ。」


「うん!


今日は付き合ってくれてありがと!」


「東雲さん。また今度も一緒にお昼ご飯食べよ。

俺はいつでも屋上いるから。たまに授業も屋上でサボってるし。」


「え!橘くんよくないよ!

また今度屋上行くね!」


「うん。あそうだ東雲さん。

連絡先、交換しない、、?」


「いいよー!!

教室戻りながら交換しよっか。」


「うん。」


そのまま楽しく話しながら教室に戻っていた私たちは。


「何あの女。橘様と仲良さげに話してるし。

なんなら連絡先交換してね?

しかも一緒に屋上から出てきたよね。

許せないんだけど。」


「え。まじじゃーん。

ファンクラブ長に報告案件じゃね?これ。」


「そーだね。報告しとこ。」





なんて言われてることに気づかなかった、、、。
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