(株)フリークス

失望と罪悪感


「無理だぁ。」



心の声がストレートに放出された。


起き上がり電気をつける。


彼も上半身を起こし、俯いている。


表情は伺い知れないが、先ほどまでの親密な雰囲気は欠片も残っていない。


無言で立ち上がった彼が台所から包丁を持ち出すのと、僕が脱いだ服をまとめて小脇に抱えたのはほぼ同時だった。

< 18 / 25 >

この作品をシェア

pagetop