愛は重くて結構です
ただ甘い飴を舌の上で転がしながら、ストンと彼女の膝に頭を下ろした。
「眠いの?」
彼女の甘い声が溶けて聞こえる。
「飴食べながら寝ると危ないよ」
細い指が俺の髪を軽く梳いた。
ネイルをしていない綺麗な自爪が耳元をくすぐった。
下から見る彼女の顔を瞬き一つせずに見つめ続ける。
こんなに熱い視線を注いでいれば普通の人は気付くはずなのに、彼女は気付かなかった。
「私、今日は早退するね」
「なぜ?」
「んふふ、内緒」
これもいつものやり取りだった。
彼女はよく学校を早退していた。
何か用事があるのかと聞いても、内緒と一言で片付けられてしまう。
「眠いの?」
彼女の甘い声が溶けて聞こえる。
「飴食べながら寝ると危ないよ」
細い指が俺の髪を軽く梳いた。
ネイルをしていない綺麗な自爪が耳元をくすぐった。
下から見る彼女の顔を瞬き一つせずに見つめ続ける。
こんなに熱い視線を注いでいれば普通の人は気付くはずなのに、彼女は気付かなかった。
「私、今日は早退するね」
「なぜ?」
「んふふ、内緒」
これもいつものやり取りだった。
彼女はよく学校を早退していた。
何か用事があるのかと聞いても、内緒と一言で片付けられてしまう。