この恋、上方修正銘柄です!

 甘く口付けられ、この前から燻っていた火が体の中に灯る。
 舌を絡めとられながら、バスローブの襟から無遠慮に差し込まれた大きな手に胸を揉みしだかれ、堪えられなくなった声が漏れた。
「あ……ァ、んッ……!」
「可愛い。その声、もっと聞かせて」
 うなじを這う唇の感触にゾクゾクと体が震えた。押し倒され、はだけた胸元に唇が降りてくる。

「……昔、海行った時、想像してた。水着の下、どんなんかなって。あの時から俺にそういう目で見られてたって、知ってた?」
 官能的に囁かれ、
「し……、知らないっ……や…ッ……!」
 露になった突起を吸われ、指で擦られ、また甘い声が出る。九条に触れられる場所全てが気持ち良い。
「なんか……も、ダメかも……っ」
「……忘れられんかった男に抱かれるんやから当たり前やろ。好きなだけ、感じとけ」

 もう一方の手が肌を滑り、足の付け根に伸びる。既に準備が出来ている場所に触れられ、羞恥と悦びが入り混じった嬌声が漏れた。
「もうこんなに濡らして。そんなに俺が欲しかった?」
 責めるような言葉を耳に吹き込まれ舌で舐められて、思わず体をよじる。同時にゆっくりなぞるような動きで秘所をこすられ、奥と入り口の両方から蜜が溢れてくるのが分かった。
「や……ん、あ、アっ……!」
「イイ声。もっと哭かせたい」
 小さな蕾を転がされ、ビクンと身体が跳ねる。指が動くたび、声が漏れるのを押さえられない。

 与えられ続ける愛撫に、九条の前であられもない姿を晒すことへの抵抗を放棄した頃。長い指がつぷと差し込まれ、その言いようのない快感に一際甘い声が零れた。
「一本でもギッチギチ。入れたら気持ち良さそう
……」

 指の数が増やされる度、声は大きくなる。難なく探り当てられたスポットを容赦なく責められ、声を我慢する羞恥心もどこかへ行ってしまった。
 もう限界が近い。このまま指でイかされるのも気持ち良いけれど。

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