夏のせいにして
よしっ、あらかた準備できた
あとはのんびり待っとこ〜〜
そう思いソファーに座った私はいつの間にか眠っていた
懐かしい夢を見た
あれは小学校1年生の時
私と陸と海ちゃんが3人でお留守番してる時の夢
その日は雨と風が強く雷も鳴っていた
まだ生まれて数年しか経ってない私は
これほどまでの強い雨風を知らなかった
雷はずっと怖かったけど、雨も風も怖いんだって知った
私は半泣きになりながら、お母さん早く帰ってきてって願った
怖がる私の手を、陸はずっと握ってくれていた
海ちゃんは非日常なこの雨と風にテンションが上がって
走り回って陸に怒られてたっけ
「りっくん優しいね、なんでそんなに優しくしてくれるの?」
私がそう聞くと
『母ちゃんが言ってたんだよ、女の子はお姫様だから、お姫様には優しくしろって』
私はお姫様になれたことが嬉しくて
涙が引っ込んで
その後は楽しく過ごせた
あの時は言えなかったけど
ありがと、陸、、、