夏のせいにして

「時子さん誕生日かぁ、いいよ!行こっか!」



『いいの?やったぁ!』


嬉しそうにガッツポーズを取る海ちゃんを見て


少し胸のザワザワは収まった



『陽〜お待たせ〜ってあれ?陸斗くんの弟さん?』


瞳と海ちゃんは全然関わり無かったんだっけ


「そうそう!全然陸に似てないよね〜」



『あはは、パッと見兄弟って思わないよね〜、あ、俺行かなきゃ!じゃあ陽ちゃん今度よろしくね!瞳先輩もまた!』


そう言い残して海ちゃんは走って行ってしまった


『ねー、海星くん?かわいいね〜犬系男子って感じ』


確かに、あの人懐っこさと無邪気な笑顔、人の心にスっと入ってこれる才能、犬系男子、、、


「私たちも教室戻ろっか〜」



それにしても海ちゃんも大人になったなあ


時子さんの誕プレかあ


喜ぶだろうなあ時子さん


陸はそもそも覚えてるかも怪しい、、、



私たちはおしゃべりをしながら教室へ戻った


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