こちら、溺愛ミステリー部!②〜謎解きはもっと、甘くなる〜
心の中ですこし悲しみながら、階段をのぼる。

「…今日、集会があるけど、いける?」

耳にそう寄せられて、ささやかれた。

「ひゃっ…!…い、行けるけどっ…!」

こういうことはやめて欲しいっ…!

かんちがいしそうになるからっ…。

響くんがわたしのこと、好きみたいになるじゃんっ…。

「こーゆーことは好きな子にしかやっちゃダメなんだよっ…!」

響くんはチャラいよっ…

たぶんたくさんの女の子と付き合ってたから、経験豊富なんだろうな…わたしと違って。

何故かずきっと胸が小さく痛む。

な、なんなの、この気持ちっ…。

"みんなの響くん"なんだからっ…。

わたしだけ優しいとか勘違いしちゃダメっ…!

「…へー…そうなんだ。じゃあ俺は凛花のことが好きだからやってんの」

ドキッと胸が高鳴る。

「かっ…からかわないでっ…!」

たぶんわたしの顔は今真っ赤だろう。

響くんはにやにやわたしのことを見て笑っている。

は、恥ずかしい…ううう…。

「からかってないよー。」

「も、もーっ!教室着いたよ…!」

今日も朝からずっとドキドキしぱっなしだ。


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