こちら、溺愛ミステリー部!②〜謎解きはもっと、甘くなる〜
もともと、俺は部活には入っていなかった。

それで、幼なじみであるすばるが誘ってくれて、ミステリー部に入った。

いとこである響もいて、とても安心していた。

…いつも女が寄ってくる教室よりも。



『和也くぅーん!』

『一緒に遊ぼぉ♡』

いつからか、俺は女という存在が苦手になっていた。

はっきりとわかったのは、小学5年生の後半ぐらいのころ。

俺には、好きなやつがいた。

何事にも一生懸命で、優しくて、そんな子が好きだった。

『和也くんってね、超エリートらしいよ!』

『ええっ、じゃあ付き合ったら最高じゃん!』

……ある日、聞いてしまった。

俺が好きなのは、金目当てだということ。

それから、もう年齢問わず女が苦手になっていた。
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