初々しく、もどかしく。
#2 小さな決断
#2 小さな決断
あれから、2週間が経った。
考えてるのはずーーーっと部活選択のこと。
他の部活の見学に行くと,
「蒼斗がラブコールしてる子だ」
「蒼斗にテニス部に入る人だからって言われたよ」
「テニス…経験者なんだってね。蒼斗から聞いたー」
と私の名前を聞いた途端にあのテニス部の部長さん…。
…蒼斗先輩の名前を出す。
こんなはずじゃなかったのに…私の高校生活……!
ってか、別にテニス経験者って言っても、私以外の人でいいよね…
何か理由があるのかな…
そこまで言われると気になる…
ちょっとテニス部…覗いてみようかな…
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
放課後。
私はテニスコートに向かった。
あれ…今日オフの日??誰もいない??……
いや、
部長…蒼斗先輩はいる…
地面に転がる大量のテニスボール。
汗をかいて、ひたすらにサーブ練習をする先輩。
え。
どれだけ練習してるんだ…。
「っ…」
胸がきゅうううっと締め付けられる。
ああ、なにこれ。
苦しい。
苦しい理由は分かりたくもない。
でも…蒼斗先輩と昔の私が重なって見えた…
がむしゃらに練習して…それが苦しくもあり,楽しかった…
私はもうテニスをしないと決めたのに。
あんな思いはしたくないのに。
やりたい。テニスがしたい。
足が動く。
体が勝手に動いてーーーー
コートに足を踏み入れる
制服姿のまま。
ガタッ
蒼斗先輩も驚いている。
そんなの気にしてられない。
大きく息を吸え!私!
すうーーーっ
「蒼斗先輩!!!!!」
「テニス部、はいらせてください!!!!!」
私の大声が鳴り響く。
シーン……
…ハッ……
あ、私…何言って……
思わず下を向く私……
タンっタンっ……
足音が近づく。
あっ……
怒られる……
ぎゅううううっ
目を強く閉じる
「…待ってたよ」
え。
思わず顔を上げるとーーーー
優しい表情をした蒼斗先輩ーーー
「今日からよろしくな」
爽やかな笑顔が私の心をあたためる。
あれから、2週間が経った。
考えてるのはずーーーっと部活選択のこと。
他の部活の見学に行くと,
「蒼斗がラブコールしてる子だ」
「蒼斗にテニス部に入る人だからって言われたよ」
「テニス…経験者なんだってね。蒼斗から聞いたー」
と私の名前を聞いた途端にあのテニス部の部長さん…。
…蒼斗先輩の名前を出す。
こんなはずじゃなかったのに…私の高校生活……!
ってか、別にテニス経験者って言っても、私以外の人でいいよね…
何か理由があるのかな…
そこまで言われると気になる…
ちょっとテニス部…覗いてみようかな…
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
放課後。
私はテニスコートに向かった。
あれ…今日オフの日??誰もいない??……
いや、
部長…蒼斗先輩はいる…
地面に転がる大量のテニスボール。
汗をかいて、ひたすらにサーブ練習をする先輩。
え。
どれだけ練習してるんだ…。
「っ…」
胸がきゅうううっと締め付けられる。
ああ、なにこれ。
苦しい。
苦しい理由は分かりたくもない。
でも…蒼斗先輩と昔の私が重なって見えた…
がむしゃらに練習して…それが苦しくもあり,楽しかった…
私はもうテニスをしないと決めたのに。
あんな思いはしたくないのに。
やりたい。テニスがしたい。
足が動く。
体が勝手に動いてーーーー
コートに足を踏み入れる
制服姿のまま。
ガタッ
蒼斗先輩も驚いている。
そんなの気にしてられない。
大きく息を吸え!私!
すうーーーっ
「蒼斗先輩!!!!!」
「テニス部、はいらせてください!!!!!」
私の大声が鳴り響く。
シーン……
…ハッ……
あ、私…何言って……
思わず下を向く私……
タンっタンっ……
足音が近づく。
あっ……
怒られる……
ぎゅううううっ
目を強く閉じる
「…待ってたよ」
え。
思わず顔を上げるとーーーー
優しい表情をした蒼斗先輩ーーー
「今日からよろしくな」
爽やかな笑顔が私の心をあたためる。

