せっかち姫とじっくり武人
そうしてまた数日が過ぎ、ランナルは次の段階に進んだ。そこで初めて、イルヴァは正しい子作りの方法を知った。つまり、男女それぞれの性器の作りと使い方についてだ。
イルヴァはランナルの手に導かれて、彼の下着越しに初めて男性器をなでた。下着の下で大きく、硬くなっている肉茎の存在感は、明らかにイルヴァの小さな手のひらよりも大きい。その熱を感じながら、イルヴァは何度も何度も尋ねた。
「ほ、本当に、この……これが……私の中に入るのでしょうか……」
「入りますよ。恥ずかしいでしょうが、はっきりと言葉にしましょう。俺のペニスが、あなたのヴァギナの中に入る。そして、あなたの膣に俺が子種、つまり精液を出すと、あなたの腹に子が宿るのです。ですが、一度の射精で必ずできるわけではありません。女性の月の障りとのタイミングもあると言われていますので、できれば日々、子作りをすることが望ましいのです」
ランナルが教えてくれた赤子ができる仕組みは、本当に初耳だった。
宗家にいた頃、姉たちと一緒に性教育を受けたつもりではいたが、今にして思えば本当に自分は幼くて、教師の言葉を何も理解していなかった。つまり、頭の中に何も残っていなかった。そして末姫ということで教える側も、何より父母も、イルヴァの性教育に関してはおろそかになっていたのだろう。イルヴァが何も知らないまま育ってしまったことを、誰も認知していなかったのだ。
「イルヴァのはしたない部分もさわらせてください」
「どっ、どうしてですのっ!?」
「何も準備をせずに挿入すると、イルヴァが痛みを感じてしまうからです。女性のその部分は、やさしくさわられたり、先に指を入れられたりすると、粘性のある潤滑油を出します。濡れる、という状態です。しっかり濡れていれば、挿入の痛みが軽減されるのです。それに、さわり方次第では、イルヴァが気持ちいいと思えるはずです。性行為は、子作りだけが目的ではありません。互いに心地よさを得て、お互いの愛情をたしかめ合う行為でもあります」
「そ、それは……つまり、その……」
「かわいいイルヴァを、気持ちよくさせたい……ということです」
そう言ってイルヴァの女の秘所に手を伸ばしたランナルは、イルヴァのふにっとした割れ目や恥肉を下着越しにやさしくなでさすった。しばらく互いにさわり合っていると、イルヴァの胸には妙な心地が生まれてきた。
武人の彼の大きく、そして皮が硬くなった手のひらが、自分の恥じらいの丘全体を覆う。それは恥ずかしいことではあったが、同時にイルヴァは、この行為に続きがあることを自然と悟った。心と体を包むこの妙な気持ちには、もっと先がある。そしてその場所で感じるのは、ランナルの言う「気持ちいい」という感覚なのだろうと。
数日の間は、本当にふれるだけだった。互いに下着姿のまま、その下着越しに、男女それぞれの性器を手のひらでなで合うだけ。しかし、たったそれだけのことなのに、いつしかイルヴァの腰はくねりと動き、キスや抱擁を求めてランナルを熱く見つめていた。ランナルの手がまさぐるその下着は、不思議なことに湿り気を帯びていた――。
(ココを……ランナル様にいじってもらうと……)
意識が半分眠りかけていたイルヴァは、おもむろにスカートの裾をめくり上げる。そして、下着越しに自分の恥肉をさすり始めた。しかしその指先はある一点、女が最も感じる小さな花豆をさすさす、こすこすと、的確にこする。
起きながら夢を見ているようなイルヴァは、ランナルの優しい声を思い出した。
――舌をからませ合う扇情的なディープキスにもすっかり慣れてきた頃、ランナルは言った。
「ココはクリトリスと言います。女性が最も感じる部位です。今日からは、ココを重点的にかわいがってあげます。そして、イくという感覚を覚えましょう」
「いく……どこかに行く、ということですか?」
「おそらくそういう意味の比喩で、快感が最高潮に達するということです。こればかりは、体で経験したほうがわかりやすいでしょう」
ランナルは終始丁寧だった。もう宗家の姫ではなくなったと言ったのに、いつまで経っても他人行儀のような話し方をする。しかしそれは、彼の生真面目な性格ゆえなのだろう。そう思うと、イルヴァは彼の話し方を矯正する気にはなれなかった。
そんな穏やかで慎重なランナルの、決して手を抜かない綿密な施しの一つ一つに、イルヴァの体はじっくりと開いていく。
「あっ……だめっ、ランナル様、何かっ……」
あれはいつだったか。まだ下着越しにさわられていた時のことだ。
同じ動きでやさしくなでられ続けたあと、同一のリズムでたたかれた女の蕾がかすかに震える。イルヴァの内ももは上下左右に揺れて、全身の感覚がただ一点、ランナルに愛撫されている下着の中の小さな突起に集中する。そうしてイルヴァは、生まれて初めて絶頂をむかえた。
「はぁっ……はぁっ……」
「いい子ですね、イルヴァ。それがイくという感覚です。覚えてください。そしてこれからも、何度でもイって、もっともっと気持ちよくなりましょう。快楽に酔いしれるあなたはとてもかわいい……愛らしいその姿をもっと見たい」
ランナルの笑顔は優しかったが、どこか少しだけ意地悪にも見えた――。
イルヴァはランナルの手に導かれて、彼の下着越しに初めて男性器をなでた。下着の下で大きく、硬くなっている肉茎の存在感は、明らかにイルヴァの小さな手のひらよりも大きい。その熱を感じながら、イルヴァは何度も何度も尋ねた。
「ほ、本当に、この……これが……私の中に入るのでしょうか……」
「入りますよ。恥ずかしいでしょうが、はっきりと言葉にしましょう。俺のペニスが、あなたのヴァギナの中に入る。そして、あなたの膣に俺が子種、つまり精液を出すと、あなたの腹に子が宿るのです。ですが、一度の射精で必ずできるわけではありません。女性の月の障りとのタイミングもあると言われていますので、できれば日々、子作りをすることが望ましいのです」
ランナルが教えてくれた赤子ができる仕組みは、本当に初耳だった。
宗家にいた頃、姉たちと一緒に性教育を受けたつもりではいたが、今にして思えば本当に自分は幼くて、教師の言葉を何も理解していなかった。つまり、頭の中に何も残っていなかった。そして末姫ということで教える側も、何より父母も、イルヴァの性教育に関してはおろそかになっていたのだろう。イルヴァが何も知らないまま育ってしまったことを、誰も認知していなかったのだ。
「イルヴァのはしたない部分もさわらせてください」
「どっ、どうしてですのっ!?」
「何も準備をせずに挿入すると、イルヴァが痛みを感じてしまうからです。女性のその部分は、やさしくさわられたり、先に指を入れられたりすると、粘性のある潤滑油を出します。濡れる、という状態です。しっかり濡れていれば、挿入の痛みが軽減されるのです。それに、さわり方次第では、イルヴァが気持ちいいと思えるはずです。性行為は、子作りだけが目的ではありません。互いに心地よさを得て、お互いの愛情をたしかめ合う行為でもあります」
「そ、それは……つまり、その……」
「かわいいイルヴァを、気持ちよくさせたい……ということです」
そう言ってイルヴァの女の秘所に手を伸ばしたランナルは、イルヴァのふにっとした割れ目や恥肉を下着越しにやさしくなでさすった。しばらく互いにさわり合っていると、イルヴァの胸には妙な心地が生まれてきた。
武人の彼の大きく、そして皮が硬くなった手のひらが、自分の恥じらいの丘全体を覆う。それは恥ずかしいことではあったが、同時にイルヴァは、この行為に続きがあることを自然と悟った。心と体を包むこの妙な気持ちには、もっと先がある。そしてその場所で感じるのは、ランナルの言う「気持ちいい」という感覚なのだろうと。
数日の間は、本当にふれるだけだった。互いに下着姿のまま、その下着越しに、男女それぞれの性器を手のひらでなで合うだけ。しかし、たったそれだけのことなのに、いつしかイルヴァの腰はくねりと動き、キスや抱擁を求めてランナルを熱く見つめていた。ランナルの手がまさぐるその下着は、不思議なことに湿り気を帯びていた――。
(ココを……ランナル様にいじってもらうと……)
意識が半分眠りかけていたイルヴァは、おもむろにスカートの裾をめくり上げる。そして、下着越しに自分の恥肉をさすり始めた。しかしその指先はある一点、女が最も感じる小さな花豆をさすさす、こすこすと、的確にこする。
起きながら夢を見ているようなイルヴァは、ランナルの優しい声を思い出した。
――舌をからませ合う扇情的なディープキスにもすっかり慣れてきた頃、ランナルは言った。
「ココはクリトリスと言います。女性が最も感じる部位です。今日からは、ココを重点的にかわいがってあげます。そして、イくという感覚を覚えましょう」
「いく……どこかに行く、ということですか?」
「おそらくそういう意味の比喩で、快感が最高潮に達するということです。こればかりは、体で経験したほうがわかりやすいでしょう」
ランナルは終始丁寧だった。もう宗家の姫ではなくなったと言ったのに、いつまで経っても他人行儀のような話し方をする。しかしそれは、彼の生真面目な性格ゆえなのだろう。そう思うと、イルヴァは彼の話し方を矯正する気にはなれなかった。
そんな穏やかで慎重なランナルの、決して手を抜かない綿密な施しの一つ一つに、イルヴァの体はじっくりと開いていく。
「あっ……だめっ、ランナル様、何かっ……」
あれはいつだったか。まだ下着越しにさわられていた時のことだ。
同じ動きでやさしくなでられ続けたあと、同一のリズムでたたかれた女の蕾がかすかに震える。イルヴァの内ももは上下左右に揺れて、全身の感覚がただ一点、ランナルに愛撫されている下着の中の小さな突起に集中する。そうしてイルヴァは、生まれて初めて絶頂をむかえた。
「はぁっ……はぁっ……」
「いい子ですね、イルヴァ。それがイくという感覚です。覚えてください。そしてこれからも、何度でもイって、もっともっと気持ちよくなりましょう。快楽に酔いしれるあなたはとてもかわいい……愛らしいその姿をもっと見たい」
ランナルの笑顔は優しかったが、どこか少しだけ意地悪にも見えた――。