財界の暴君に契約妻として囲われました ~初恋を拗らせた大富豪に、一途に愛されています~
「……違うの?」
「違うも何も、あいつの英語名なんて、知らねえよ」
「えっ……、じゃあ、愛華さんが愛人……本命の彼女じゃないってこと?」
「当たり前だろ。あいつが本命なら、とっくに結婚してるって」
言われてみれば、そうよね。
家柄的にも申し分ないし、相思相愛なら両家の株価にもいい影響を与えそうなものだ。
「……俺が〝契約結婚〟と言い出したから、そういう風にとったってことだよな?」
「うっ……」
「すまない。そういう意味での契約結婚ではなくて……。とにかく、愛華とは何の関係もない。これは誓って言える」
「……うん」
真剣な顔で伝えてくれるから、彼の本心なのだとわかる。
「この際だからはっきり伝えておくが、李茉以外に好意を抱く女はいないからな? それだけは信じて欲しい」
「……わかりました」
真っすぐ射貫かれる視線に、嘘偽りがないことを知る。
ずっと抑え込んできた感情が、一気に熱を帯びて形になっていく。どんなに彼を想っても、彼の一番にはなれないと思っていた。
だけど、……違うみたい。
惺也くんは私が好きで、私も惺也くんが好き。これって……両想いってことだよね?
その事実が嬉しくて、真っすぐ向けられる熱い眼差しに、何て答えていいのか言葉が見つからなかった。
「違うも何も、あいつの英語名なんて、知らねえよ」
「えっ……、じゃあ、愛華さんが愛人……本命の彼女じゃないってこと?」
「当たり前だろ。あいつが本命なら、とっくに結婚してるって」
言われてみれば、そうよね。
家柄的にも申し分ないし、相思相愛なら両家の株価にもいい影響を与えそうなものだ。
「……俺が〝契約結婚〟と言い出したから、そういう風にとったってことだよな?」
「うっ……」
「すまない。そういう意味での契約結婚ではなくて……。とにかく、愛華とは何の関係もない。これは誓って言える」
「……うん」
真剣な顔で伝えてくれるから、彼の本心なのだとわかる。
「この際だからはっきり伝えておくが、李茉以外に好意を抱く女はいないからな? それだけは信じて欲しい」
「……わかりました」
真っすぐ射貫かれる視線に、嘘偽りがないことを知る。
ずっと抑え込んできた感情が、一気に熱を帯びて形になっていく。どんなに彼を想っても、彼の一番にはなれないと思っていた。
だけど、……違うみたい。
惺也くんは私が好きで、私も惺也くんが好き。これって……両想いってことだよね?
その事実が嬉しくて、真っすぐ向けられる熱い眼差しに、何て答えていいのか言葉が見つからなかった。