Ribbon ~囚われた天使~
「出逢ったらどうなるか、知ってる?」
出逢ったらどうなるか・・・?
「わかんないけど・・・ビビってくるの?」
「人外種同士はね」
つまり・・・人間と人外種が番ってこともあり得るんだ。
そして、人間が相手だったら、ビビッとはこない、と。
「じゃあ、どうやって番だってわかるの?」
「普通の恋をしていくうちに、お互いを強く求めるようになる」
え・・・恋愛関係にならないと、番だってわからないの?
それって余計、出逢える確率が低いような・・・。
「『奇跡の存在』だからこそ、一生愛しぬくんだ」
「朧くん」
人外種の生態系に頭を抱えていると、ウインナーの袋を持った朧くんが歩いてきた。
にしても『奇跡の存在』かぁ・・・ロマンチックだけど、番と出逢えるのが当たり前だったら、大切な存在じゃなくなってしまうのかな。
「番と出逢う前に、ぞっこんな恋人がいたらどうなるの?やっぱり番が最優先?」
「結論から言うと、そんなことは起こり得ない。長くなるから、授業で知ればいい」
たしかに・・・その為の授業だもんね。
でも、起こり得ないっていうのはどういうことだろう・・・。
「澪~!朧~!このロールケーキ美味そうでしょ⁉」
「慧伊・・・はしゃぎすぎるな」
現れたのは、両手にロールケーキを抱えた慧伊くん。
あはは・・・8人分だから、いっぱい持ってる・・・。
「いいでしょ⁉」
「いいけど・・・先輩は?」
「もうすぐ来るよ」
呆れたように、それこそ幼い弟を見るような目で慧伊くんを見つめる朧くん。
2人は仲が良いな・・・本当の兄弟を見ているみたいだ。
「朧、飲み物はこれでいいか」
「あー・・・はい、いいですよ」
慧伊くんに続くように、2リットルペットボトルを抱えてきた先輩方。
色んな飲み物があるのはいいけど・・・そんなにいるのかな・・・?
「余ったのは生徒会室に持ってくからね。水、炭酸水、オレンジジュースとリンゴジュース、ジンジャーエールとコーラ。澪、ほかになにか飲みたいのある?」
ほ、本当にすごい量だ・・・。
うーん、この中で飲むとしたら炭酸水化リンゴジュースだけど・・・。
「あの・・・生徒会の冷蔵庫に、自分が飲みたいペットボトルとか入れていいんですか?」
「ん?もちろん。持ってくるから言ってごらん」
せ、先輩に持って来させていいのかな・・・。
でも燈羅さん、すごくお兄さんっぽい・・・!
いつもお兄ちゃんが欲しいって憧れていたから・・・。
「レモンティー・・・いいですか?」
「紅茶好きなの?アップルティーとかミルクティーとかも?」
「はい!」
お茶が好きというか、紅茶とかアールグレイとか大好きなんだよね・・・!
「持ってくるね。料理してもらうからこれくらい任せて」
そんな心優しいお兄さんが颯爽と去って行き、そのスマートさに感動した。
人間の私にこんなに親切にしてくれるなんて、生徒会って本当は人間性で選ばれてたり・・・⁉
出逢ったらどうなるか・・・?
「わかんないけど・・・ビビってくるの?」
「人外種同士はね」
つまり・・・人間と人外種が番ってこともあり得るんだ。
そして、人間が相手だったら、ビビッとはこない、と。
「じゃあ、どうやって番だってわかるの?」
「普通の恋をしていくうちに、お互いを強く求めるようになる」
え・・・恋愛関係にならないと、番だってわからないの?
それって余計、出逢える確率が低いような・・・。
「『奇跡の存在』だからこそ、一生愛しぬくんだ」
「朧くん」
人外種の生態系に頭を抱えていると、ウインナーの袋を持った朧くんが歩いてきた。
にしても『奇跡の存在』かぁ・・・ロマンチックだけど、番と出逢えるのが当たり前だったら、大切な存在じゃなくなってしまうのかな。
「番と出逢う前に、ぞっこんな恋人がいたらどうなるの?やっぱり番が最優先?」
「結論から言うと、そんなことは起こり得ない。長くなるから、授業で知ればいい」
たしかに・・・その為の授業だもんね。
でも、起こり得ないっていうのはどういうことだろう・・・。
「澪~!朧~!このロールケーキ美味そうでしょ⁉」
「慧伊・・・はしゃぎすぎるな」
現れたのは、両手にロールケーキを抱えた慧伊くん。
あはは・・・8人分だから、いっぱい持ってる・・・。
「いいでしょ⁉」
「いいけど・・・先輩は?」
「もうすぐ来るよ」
呆れたように、それこそ幼い弟を見るような目で慧伊くんを見つめる朧くん。
2人は仲が良いな・・・本当の兄弟を見ているみたいだ。
「朧、飲み物はこれでいいか」
「あー・・・はい、いいですよ」
慧伊くんに続くように、2リットルペットボトルを抱えてきた先輩方。
色んな飲み物があるのはいいけど・・・そんなにいるのかな・・・?
「余ったのは生徒会室に持ってくからね。水、炭酸水、オレンジジュースとリンゴジュース、ジンジャーエールとコーラ。澪、ほかになにか飲みたいのある?」
ほ、本当にすごい量だ・・・。
うーん、この中で飲むとしたら炭酸水化リンゴジュースだけど・・・。
「あの・・・生徒会の冷蔵庫に、自分が飲みたいペットボトルとか入れていいんですか?」
「ん?もちろん。持ってくるから言ってごらん」
せ、先輩に持って来させていいのかな・・・。
でも燈羅さん、すごくお兄さんっぽい・・・!
いつもお兄ちゃんが欲しいって憧れていたから・・・。
「レモンティー・・・いいですか?」
「紅茶好きなの?アップルティーとかミルクティーとかも?」
「はい!」
お茶が好きというか、紅茶とかアールグレイとか大好きなんだよね・・・!
「持ってくるね。料理してもらうからこれくらい任せて」
そんな心優しいお兄さんが颯爽と去って行き、そのスマートさに感動した。
人間の私にこんなに親切にしてくれるなんて、生徒会って本当は人間性で選ばれてたり・・・⁉
