恋なんて感情もう捨てたそれなのに
ばあちゃんは小さい頃からあたしに優しかった。

整形外科にいつもあたしの運転で行った。

ばあちゃんは魚苦手なのに。

あたしが好きだけんって理由で回転寿司に行った。

幸せだったあの頃。

今日という日が来るなんて。

思いもしなかった。

最後の身支度をあたしはずっと見てた。

お風呂入れてもらって。

パックもしてくれた。

着替えもしてくれた。

可愛い水玉模様。

ばあちゃんオシャレ好きだったもんね。

良かったね。

化粧もしてくれて。

シミもシワもない綺麗なお顔。

写真撮るときさえ、まだ実感わかなくて。

悪い夢だったらどんなに良かったか。

覚めない夢の中にいっそあたしを閉じ込めてほしい。

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