2回目の高校生活、男子だらけのサッカー部で溺愛されてます。

私は自分なりの畳み方で畳んで、机代わりの平行棒に置く。

部員たちが喋りながら更衣室から出てくる。

私のことを見て、不思議そうに見てくる。


「キャプテン、あの子誰?」

「顧問からも何も聞いてないけど…」


なんか注目の的になってて恥ずかしい。


「なに、僕しか知らないの」

「あと諒弥しか知らない」

「…狼谷さん、2年生以上?」


2周目です、とは言えず…。


「1年生です」


諒弥のことを呼び捨てしたのが不思議に思ったのか首を傾げていたが、心にしまったらしい。


「じゃあ同級生か。まあとりあえず、キャプテンの横立って自己紹介じゃね」

「わー」


私は年上、私は年上。

高校生のガキンチョ相手にビビることない。


「今日からサッカー部のマネージャになりました、狼谷飛鳥です!大里くんと、サッカー部の皆さんを支えていけるように頑張ります。よろしくお願いします!」


拍手が巻き起こる。


「俺たちにも春が来た…!」

「悪かったですね、僕がずっと夏にしてて」

「あんまり飛鳥ちゃんいじめるなよー」

「いじめてません、要領いいんで多分大丈夫っすよ」


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