甘い初恋を、もう一度。
えと…こ、ここどこっ…。

イケメンさんとはもう別れてしまったから、人にはもう頼れない。

というか、わたしが甘えすぎたのかな…、だからバチがあたったのかもっ…。

はぁ…とため息をつき、キョロキョロと辺りを見回す。

どうしよっ…もうすぐ入学式が始まっちゃうっ…。

終わった、と思った時だった。

「…あれ?」

ふいに、そう爽やかな声がした。

「人がいる?どうしてここにいるの?入学式はもう始まるよ?」

そう言われた。

「えと…」

どこへ行けばいいかわかんなくて、とは恥ずかしくて言えなくて、とりあえずそう言ってみた、けれど…。

「あ〜、もしかして迷った?ここの学園広いからね。
オレが案内してあげよっか?」

わたしは顔をあげた。

「は、はいっ…そうなんですっ…。良いんですか?」

優しい人がいて、良かった…っ!

「もっちろん。困った人は放っておけないよ」

なんという優しい少年…!としみじみと思ってしまった。

というか、顔、めちゃくちゃイケメン…声、爽やかだなぁとは思ったけど、顔も爽やかで…。

「オレの顔に変なのついてる?」

つい、じいっと見てしまった。






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