甘い初恋を、もう一度。
「ハァ、ハァッ…」

つ、疲れたっ…。

ずっと走り続けたから…疲れちゃった…。

「っ、華恋!」
 
「え…?」

綾人さん…?どうしてここにっ…。

「なぁ…今のって、本当か…?」

それってたぶん、あの告白のことを言ってるよね…。

深呼吸をして、わたしは答えた。

「はい。本当、ですっ…!
でも、答えなくて大丈夫です!もう諦めますから!」

わたしはにっこりと笑顔を無理やり作った。

そうだよ、綾人さんには綺麗な彼女さんがいるんだから

キスもしてたし…。手も組んでいた…。

わたしは気づいたら抱きしめられていた。

え?

え?

え?

なんで…わたし、抱きしめられているの…?

「あのっ…綾人、さん…?」

「なぁ、言って良いか…?」

「えと…。は、はい。」

なにがだろう…と思って聞いていると。

「俺も、好きだ」

「え?」

「華恋が好きだ。」



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