甘い初恋を、もう一度。
え…!

う、嬉しいっ…。

思わず、じんわりと涙が出てきてしまう。

「ごめんな、嫌だったか?」

わたしはふるふると首をふる。

「違うんです…。」

わたしは、「嬉しくて…。」と言った。

「は?嬉しい?」

綾人さんは信じられないような顔でそう言った。

わ、わからなかったかな…。

わたしは"信じて"というような気持ちで、そっと綾人さんのほおにキスをする。

「はっ…?」

ううう…恥ずかしい…やっぱりしなければ良かったかな…。

「好き、です。綾人さん…」

わたしは精一杯の想いを綾人さんにぶつけた。

「綾くんのこと、ずっと好きだったから…。」

「…。」

「綾くんが、綾人さんで、良かったです…。」

「…。」

「わたし、信じてたんですよ?あのプロポーズ。ちゃんと綾くんと結婚できるんだって、あの日の夜めちゃくちゃ喜んだんですから」

「…。」

ず、ずっと無言っ…やっぱりやだったかな…。
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